WordPressテーマを「AFFINGER4」に変更して、一部のページをAMP対応しました。
AMPテストも問題なし。素早くインデックスされるようにサーチコンソールの「Fetch as Google」でインデックス登録のリクエストも送信しました。
が。しかし...
待っても待ってもGoogle検索結果にAMPラベルは表示されず...
3日ほど悩んでやっとわかった原因は、パーマリンクの最後の「/」(トレイリングスラッシュ)でした。
トレイリングスラッシュが抜けていたために、404エラー(該当ページなし)ではじかれていたんですね。
現在は、AFFINGER4公式サイトにて下記のように明記されているので躓く方は少ないかもしれませんが、ここでは、パーマリンク変更の際の注意点と一緒に、変更後の作業手順についてもお伝えしていきたいと思います。
※公式サイトに明記されている「.htmlなどの拡張子変更も不可」の部分は、自身の経験と知識がありませんので当ページでは説明していません。
この場合のパーマリンク変更の際には、別途リダイレクトプラグインでの対応などが必要になるかと思います。
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AMPページの404エラーを確認する方法
Googleサーチコンソールにアクセス→画面左側のクロール→クロールエラー→「スマートフォン」のタブをクリックします。
そうすると、404エラーになったAMPページのURLが表示されるかと思います。
現在は修正済みですので1つのエラーしか表示されていませんが、2月7日頃のグラフの数値が上がっている部分がエラーが出ていた時期です。
本来であれば、
http://ページURL/amp/
となるはずのURLが、
http://ページURLamp
というように、ampの前にスラッシュがつかないことが404エラーの原因です。
AMPテストの際には手入力でURLに「/amp」を追加するため、テストは問題なくパス。それに満足してしまって、しばらくの間エラーに気づかず...。
エラーの原因がわかったときは、びっくりしてひっくり返りそうになりましたよ。(笑)
パーマリンク変更の際の注意点
正常にAMPページをGoogle検索結果にインデックスさせるためには、WordPressダッシュボード→設定→パーマリンク設定にて、「カスタム構造」のパーマリンクの最後に「/」を追加します。
たったこれだけの作業ですが、ひとつ注意点があります。
過去のSNSシェア数がゼロに
トレイリングスラッシュの有り・無しの変更を行っても、自動的にリダイレクトされるため、検索からのアクセスには影響しません。
しかし、変更前までの「Pocket」を除く全てのSNSのシェア数がリセットされてしまいます。
下記は、プラグイン「SNS Count Cache」のシェア数一覧ですが、赤枠で囲んだ部分が「Pocket」のシェア数。
それ以外の部分(Twitter・Facebook・Google+・はてブ)の、パーマリンク変更前のシェア数は全てゼロになりました。
私の場合、かなり後になってから気がついたので、Twitterのフォロワーさんに正しく情報を伝えることができず、ご迷惑をおかけしてしまいました...。
過去のシェア数は大切な財産ですよね。
AMP対応のためのパーマリンク変更の際には、この問題をどうするかをよくご検討の上、ご判断されることをおすすめします。
パーマリンク変更後の作業手順
パーマリンクの最後に「/」(トレイリングスラッシュ)を追加した後は、Google検索結果に素早くインデックスされるように下記の作業を行いました。
- Googleサーチコンソールの「Googleサイトマップ」の再送信
- 「Fetch as Google」でインデックス登録のリクエストの送信(「/」付きの通常ページのURLで送信します)
「Fetch as Google」の利用は、ページ数が多い場合は大変な手間になりますよね。
こちらは必須ではありませんが、インデックス登録のリクエストを送信して間もなくのタイミングで、Google検索結果にAMPラベルが表示されるようになります。
上記の具体的な方法を含めたAFFINGER4でのAMP対応の全手順は、下記ページで詳しく説明しています。
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【AFFINGER4】AMP化方法の全手順をまとめました
WordPressテーマ「AFFINGER4」は、テーマ標準でAMP対応機能が準備されています。 これまで、いくつかの注意点や躓いたポイントなどを記事にしてきましたが、今回はAFFINGER4でのAM ...
以上、AMPページがGoogleの検索結果に表示されないときのチェックポイントとして、パーマリンク設定の変更と変更の際の注意点などをご紹介しました。
最後までお付き合いくださりありがとうございます。